ヒンデンブルグオーメンが点灯!eワラントトレードインディケーターのご紹介 2017/06/13



 eワラント証券が運営するeワラントジャーナル(https://www.ewarrant-sec.jp/)では独自アルゴリズムによる 投資判断指標(インディケーター)を無料公開しています。日本株のインディケーターには、日次で更新される「OND-STI」と、月次で更新される「SAM-JCI」の2種類があります。外国株のインディケーターには、「ヒンデンブルグオーメン」があります。各インディケーターの詳細はeワラントジャーナル内の本日のトレードインディケーター(https://www.ewarrant-sec.jp/?p=1775) でご覧になれますが、本稿では各インディケーターの特徴の概要を解説します。

 「OND-STI」のシグナルは「買い」、「売り」、「中立」の3種類です。「買い」シグナル点灯時に新規買い、継続保有で利益を目指すほか、「売り」シグナルにより相場の下落時にも新規売りや売建て継続で収益獲得を目指すインディケーターです。日々更新されることから「昨日は買いシグナルだったのに今日は売りシグナルが出た」ということがある一方で、同じシグナルが継続することもあります。株式相場を日々チェックしていて、数日から数週間のトレードをメインとされている方に向いているインディケーターです。

 「SAM-JCI」のシグナルは「買い」、「売り」、「ニュートラル」の3種類です。月次の更新なので日々の細かい上げ下げは気にせず、月に1回程度ポジションを見直す方に向いているインディケーターです。なお、「SAM-JCI」は5月18日の更新で「買い」から「売り」に転換しました。

 「ヒンデンブルグオーメン」は米国市場の株価急落を予兆するシグナルです(毎営業日更新)。しきい値とする条件値によってシグナル点灯の有無は異なりますが、eワラント証券株式会社投資情報室では株式投資に対する総合的な有意性から独自に定義して情報を提供しています。米国株に関する4つの条件を同時に達成した場合、シグナル点灯とされ、その後一ヶ月程度の間に米国株式市場の急落が起こる可能性があるといわれています。

 この「ヒンデンブルグオーメン」が6月8日に点灯しました。6月12日現在では無点灯となっていますが、点灯後おおよそ1ヵ月ほどが下落警戒期間となります。シグナルどおりに米国株式市場の下落があると考えるのであれば、満期までの残存期間が短く、権利行使価格が現在の株価水準に近いダウ平均や日経平均のプットで数日間~数週間程度の短期投資をしてみる、というのも一手かもしれません。

(eワラント証券)
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