本日 2016/08/31



 某私鉄では多くの路線との相互乗り入れを積極的にすすめた結果、長くなってしまった運行経路のどこかで問題が発生しやすくなり、連日のように大幅な遅延が発生するようになってしまったようです。当然のことながら通勤・通学客は毎朝遅延するので怒りが募ります。

 ある時、
 「本日は、運行に遅延が発生し大変申し訳ございません」
 と駅構内にアナウンスが流れると、いらだった利用客が駅員に向かって
 「毎日なんだから『本日は』ではくて、『本日も』だろ!訂正しろ!」
 と怒鳴りつけたとのことです。

 そして翌日、再び遅延が発生した際には
 「本日、運行に遅延が発生し...」
 というアナウンスに代わったとか。この職員さんは、きっと周りの方々に相談して、いろいろと知恵を絞ったのだろうと思われます。自分のせいではなくても責任を感じ、利用客の指摘を無視するわけにもいかず、絶妙なアナウンスになっています。

 とはいえ、根本的な遅延はまったく解決していないのも事実です。利用客が怒りを駅員にぶつけたのは、相場全体の下落にもかかわらず株価指数連動で運用しているファンドマネージャーに罵声を浴びせてるようなものかもしれません。投資判断に感情は常にマイナスの影響しか与えません。しばらく相場の波乱が続きそうですが、平常心を保って、くれぐれも八つ当たりなどせずw、淡々と機会を探っていきましょう。

(念のため付言しますと、上記は筆者の個人的な見解であり、eワラント証券の見解ではありません。)
eワラント証券 チーフ・オペレーティング・オフィサー 土居 雅紹 (どい まさつぐ)