2017年6月27日(火)のサマリー(2017年6月28日(水)更新)

日経平均参照原資産価格(23:50)20,217円(+35円)
取引所終値20,225円9銭(+71円74銭)

原資産概況

日経平均は上昇。米ドル対円相場が円安に進んだ影響を受けて輸出関連株を中心に買いが先行した。東証1部の売買代金は2兆1421億円。個別株ではSUMCO(3436)、富士通(6702)、Lifull(2120)などは上昇。ミクシィ(2121)、そーせいグループ(4565)、OLC(4661)などは下落。LME銅、プラチナは反発。COMEX金先物、コーンは小動き。WTI原油先物、ブレント原油先物は続伸。パラジウムは下落。米ドルは上昇。米国株下落。ヘルスケア法案の上院採決見送りを受けて、今後の景気刺激策の審議遅延が想起され大きく下げた。

eワラント取引概況

野村HDCALLの買い多い。引き続き任天堂CALLの売買活発。

PUT・CALLレシオ :17%(前日比-4%)
新規買い指数 :74%(前日比+12%)

騰落率上位

値上り:ブレント原油先物リンク債_2017年9月限 コール 2回 (+200.0%)、ニアピン米ドルr2 962回 (+176.0%)、WTI原油先物リンク債_2017年9月限 コール 5回 (+125.0%)
値下り:ブレント原油先物リンク債_2017年9月限 プット 2回 (-66.7%)、ニアピン米ドルr2 957回 (-61.8%)、ブレント原油先物リンク債_2017年9月限 プット 7回 (-53.5%)

♛取引金額 TOP10 (株式、株価指数、バスケット、コモディティ)

順位 売買ネット 銘柄名 満期日/
権利行使価格
ワラント騰落率 対象原資産コード 参照原資産価格騰落率
1 買越 野村ホールディングス CALL#239 2018/1/10
700円
4.92% 8604 1.13%
2 売越 任天堂 CALL#247 2017/7/12
37,000円
-1.48% 7974 -0.02%
3 買越 任天堂 CALL#263 2018/2/14
39,000円
-0.32% 7974 -0.02%
4 売越 エヌビディア CALL#8 2017/11/8
160米ドル
0.00% NVDA.OQ 0.22%
5 売越 アマゾン・ドット・コム CALL#70 2017/10/11
1,000米ドル
-1.35% AMZN.OQ -0.19%
6 拮抗 任天堂 CALL#253 2017/9/13
34,000円
-0.37% 7974 -0.02%
7 買越 日経平均 CALL#1064 2017/8/9
20,500円
1.32% N225 0.17%
8 買越 ソフトバンクグループ CALL#392 2017/7/12
10,000円
-14.00% 9984 -0.27%
9 拮抗 任天堂 CALL#254 2017/11/8
23,000円
-0.06% 7974 -0.02%
10 売越 キーエンス CALL#31 2017/10/11
45,000円
-3.43% 6861 -0.62%

♛為替eワラント・米ドルニアピンeワラント 取引金額TOP5

順位 売買ネット 銘柄名 権利行使価格 満期日 ワラント騰落率
1 買越 米ドル安(円高)型#780 122円 2018/1/10 -4.60%
2 拮抗 米ドル安(円高)型#732 105円 2017/12/13 -9.44%
3 売越 米ドル高(円安)型#848 102円 2017/9/13 6.69%
4 売越 米ドル高(円安)型#818 102円 2017/8/9 7.37%
5 買越 ユーロ安(円高)型#442 128円 2018/1/10 -12.20%

為替eワラント参照原資産価格(23:50)

米ドル 112円13銭 (+74銭) 0.66%
ユーロ 126円55銭 (+1円61銭) 1.29%
豪ドル 85円09銭 (+57銭) 0.67%
英ポンド 143円27銭 (+1円34銭) 0.94%
カナダドル 85円03銭 (+87銭) 1.03%
NZドル 81円60銭 (+22銭) 0.26%
南アフリカランド 8円66銭 (0銭) -0.05%

9:00~11:00 の取引動向 サマリー(前場)

日経平均は上昇。米ドル高型(米ドルリンク債CALL)の売り、任天堂CALLの売り多い。

買越 SUMCO(3436)8月1,900円CALL、米ドルリンク債12月105円PUT、しまむら(8227)7月14,000円CALL、任天堂(7974)2月39,000円CALL
売越 米ドルリンク債9月102円CALL、米ドルリンク債8月102円CALL、任天堂(7974)7月37,000円CALL、アマゾン・ドット・コム(AMZN.OQ)10月1,000米ドルCALL、キーエンス(6861)10月45,000円CALL
拮抗 任天堂(7974)9月34,000円CALL

11:00~15:00 の取引動向 サマリー(後場)

日経平均は小動き。野村HDCALLの買い、ソフトバンクグループCALLの買い多い。

買越 日経平均8月20,500円CALL、野村ホールディングス(8604)1月700円CALL、ソフトバンクグループ(9984)7月10,000円CALL、任天堂(7974)2月39,000円CALL、新日鐵住金(5401)11月2,800円CALL
売越 ソニー(6758)12月4,000円CALL、任天堂(7974)7月37,000円CALL、東京エレクトロン(8035)9月12,500円CALL、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)10月900円CALL
拮抗 任天堂(7974)11月23,000円CALL

15:00~21:00の取引動向 サマリー

大証日経平均先物(9月限)は20,150円(20:00)と小動き。米ドル安型(米ドルリンク債PUT)の買い多い。

買越 日経平均2月21,500円PUT、日経平均マイナス3倍9月20,000円トラッカー、米ドルリンク債12月105円PUT、WTI原油先物リンク債_2017年9月限(WTI17-9)8月40米ドルCALL、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)2月21,000米ドルPUT、アリババグループホールディング(ADR)(BABA.N)9月120米ドルCALL、ユーロリンク債1月128円PUT
売越 日経平均7月20,000円PUT、WTI原油先物リンク債_2017年12月限(WTI17-12)11月40米ドルPUT
拮抗 WTI原油先物リンク債_2017年9月限8月(WTI17-9)40米ドルPUT

21:00~23:50の取引動向 サマリー(米国市場)

米国株は下落。エヌビディアCALLの売り多い。米ドル安型(米ドルリンク債PUT)の売買活発。

買越 米ドルリンク債1月122円PUT、トヨタ自動車(7203)10月7,000円CALL、ブレント原油先物リンク債_2017年12月限(ブレント原油先物)10月50米ドルCALL、村田製作所(6981)10月16,000円CALL、アルプス電気(6770)8月3,200円CALL
売越 米ドルリンク債12月105円PUT、エヌビディア(NVDA.OQ)11月160米ドルCALL、WTI原油先物リンク債_2017年12月限(WTI17-12)11月40米ドルPUT、WTI原油先物リンク債_2017年9月限(WTI17-9)8月40米ドルCALL
拮抗 ダウ・ジョーンズ工業株価平均(DJI)8月20,500米ドルPUT

デイリーウォッチで用いられている用語について

日経平均参照原資産価格
23:50時点でeワラント価格算出に用いられた日経平均価格であり、15:00時点の日経平均終値とは異なります。いわゆる日経平均の終値は取引所終値として表示されています。

買越・売越・拮抗
ランキング及び時間帯別取引動向における「買越」は、マーケット・メーカーに対する投資家の純売買金額(購入金額-売却金額)の売買金額合計に占める比率が20%を超えていること、「売越」は当該比率が-20%を下回っていること、「拮抗」は当該比率が-20%と20%の範囲内にあることを意味しています。

PUT・CALLレシオ =(PUT売買金額/CALL売買金額)の5日移動平均
PUTとCALLの売買金額の比を見るための指数です。投資家が弱気ならPUTの売買が増加して、指数の値は上昇する。投資家が、相場が上昇すると考えていればCALLの売買比率が増加して、指数の値は低下します。一般に、過熱感指標としても有効とされ、極端に比率が低下した場合は、相場が過熱し、相場下落の可能性が高いとされます。逆に極端に上昇した場合は、相場が過度に悲観的となり、相場反転のサインとされます。

新規買い指数 = ((CALL購入金額-PUT購入金額)/総購入金額)の5日移動平均
新規の購入がCALLに偏っているのか、PUTに偏っているのかを判断するための指数です。CALL買いが増えれば上昇し、PUTの買いが増えれば低下します。PUT・CALLレシオと組み合わせて見ると、CALL、PUTの売買のうちどれが優勢なのか判断の目安として利用可能ともいわれます。

騰落率
ワラント、ニアピンおよびトラッカーの騰落率は買取価格ベースであり、販売価格と買取価格の差(売買スプレッド)は考慮されていないので、実際のパフォーマンスとは異なる場合があります。