トラッカー概要

“ついていく人・もの”という意味を持つトラッカーは国内外の株価指数、原油などの商品(コモディティ)相場、為替相場についていき、中長期的に対象資産と似たような値動きをするように設計されたeワラントです。

なお、ゴールドマン・サックス・インターナショナル発行のトラッカーを保有している場合は売却のみ可能です。

トラッカーの魅力を知りたい
他の金融商品との違いを知りたい
こんな人におススメ
満期受取金額を知りたい
銘柄を確認したい

トラッカー3つのポイント

通常のeワラントと異なり、レバレッジがありません。

トラッカーはレバレッジがなく、株価指数などの対象原資産に連動して値動きするタイプの商品です。

取引時間が長く、9:00~23:50の間、購入・売却が可能です。

トラッカーは平日9時~23時50分の間に取引が可能です。

発行時の満期日までの残存期間は数年程度に設計されています。

eワラントの満期が数ヶ月から1年程度なのに対して、トラッカーは満期まで数年に設定されています。
このため短期投資に向いているeワラントと比較して、トラッカーは数ヶ月~数年程度の中長期投資に向いている商品といえます。

類似商品との違い

トラッカー 国内ETF 海外ETF インデックス投信
取引時間 9:00-23:50 国内市場の取引時間 海外市場の取引時間 1日1回、15時まで
取引価格 リアルタイムで変動 リアルタイムで変動 リアルタイムで変動 終値ベースで1日1回
コスト 信託報酬 なし
ただし、管理コストが価格に反映
あり あり
ただし、別途口座管理料が発生する場合も
あり
為替手数料 なし なし あり なし
売買スプレッド あり 流動性の低い銘柄は取引時の売買価格差が大きい 流動性の低い銘柄は取引時の売買価格差が大きい なし
ただし、信託財産留保額がある場合も
換金性 高い 取引所、銘柄による 取引所、銘柄による 海外ものの場合は約定タイミングが遅れる
その他 マーケット・メーカーが販売・買取価格を提示 分配金の自動再投資なし 分配金の自動再投資なし 銘柄ごとに信託報酬が異なる。割高なものも。

こんな方に向いているかもしれません

中長期的に手軽に分散投資をしたい、とお考えの方。

eワラントと比較して満期が長く、レバレッジがないトラッカーは中長期的な資産形成のためにコツコツ投資をお考えの方向けの商品です。

トラッカーにはインデックス・ファンドやETFで発生する信託報酬がなく、比較的コストを抑えた資産運用が可能です。

また、対象原資産も米国株式やインド、中国などの新興国株式もあるほか、近年注目されている金およびブラジルレアル、南アフリカランド、豪ドルなどの高金利通貨もあり、トラッカーだけでも複数資産への分散投資ができます。

また、マーケット・メーカーが販売・買取価格を提示し、かつ、提示価格で取引に応じるので換金性が高いのもメリットとして挙げられます。

新興国などの経済成長を見込んで投資をしたい、とお考えの方。

満期日までの残存期間が数ヶ月~1年程度のeワラントは、長期的な経済成長を見込んだ投資には向いていません。新興国などの経済成長を見込んで中長期的に投資をしたいという方にとっては、発行時の満期日までの残存期間が長く、レバレッジがないトラッカーがオススメです。

また、eワラントにある時間的価値減少の影響がトラッカーにはないのもeワラントと比較して中長期投資に向いている点です。

高いレバレッジは苦手。レバレッジをかけずに投資をしたい、とお考えの方。

トラッカーは対象原資産と同程度の値動きをするため、レバレッジ投資が苦手の方に向いています。

また、頻繁に取引価格やワラントレバレッジ(eワラントのレバレッジ水準をあらわす指標、実効ギアリング)やその他取引指標を確認する時間があまりないという方にも、対象原資産の動向を最低限把握していればよいトラッカーは適していると考えられます。

満期受取金額

満期日における1ワラント当たり受取金額 = (満期参照原資産価格―権利行使価格)×1ワラント当たり原資産数 (×権利行使価格が日本円以外の場合は為替のスポットレート)

※ 権利行使価格と1ワラント当たり原資産数は銘柄ごとにあらかじめ決められています。 ※ 満期参照原資産価格の詳細は対象原資産ごとに外国証券情報に定義されています。 ※ 為替のスポットレートは、現地時間における満期参照原資産価格算出時の為替スポットレートです。

【計算例】 銅トラッカー1回を1,000ワラント保有し満期日を迎えた場合

■試算条件 権利行使価格 1米ドル  1ワラント当たり原資産数 0.000015  満期参照原資産価格 9,000米ドル(仮定) 為替のスポットレート 1米ドル=90円(仮定)

■満期時の受取金額の試算 1ワラント当たりの受取金額は (9,000-1)×0.000015×90=12.15円  1,000ワラントでは 12.15×1,000=12,150円

※税金は考慮しておりません。

トラッカー銘柄一覧

日経平均トラッカー

日本の主要な株価指数の一つである日経平均を対象原資産としています。

回号対象原資産満期日情報
2回日経平均2014年3月14日詳細情報

インド株バスケット2 トラッカー

米国や欧州に上場されているインド企業のうち、時価総額、流動性、業種分散などを考慮して選定された複数の銘柄からなる合成指数を対象原資産としています。

回号対象原資産満期日情報
1回インド株バスケット22014年3月14日詳細情報

豪ドルリンク債トラッカー

豪ドル相場に概ね連動する豪ドルリンク債を対象原資産としています。

回号対象原資産満期日情報
1回豪ドルリンク債2012年11月14日詳細情報

ブラジルレアルリンク債トラッカー

ブラジルレアル相場に概ね連動するブラジルレアルリンク債をを対象原資産としています。

回号対象原資産満期日情報
1回ブラジルレアルリンク債2012年11月14日詳細情報

南アフリカランドトラッカー

南アフリカランド相場に概ね連動する南アフリカランドリンク債を対象原資産としています。

回号対象原資産満期日情報
1回南アフリカランドリンク債2012年11月14日詳細情報

金トラッカー

ロンドンAMフィキシング(10:30)※に対応する金リンク債を対象原資産としています。
金リンク債の価格には、満期日の前日までは、刻々と変動する業者間金スポット価格を1g当たりの円建価格に換算した値が算出に用いられています。

回号対象原資産満期日情報
2回金リンク債2014年6月11日詳細情報

銅トラッカー

LME(London Metal Exchange)オフィシャル キャッシュ セトルメント プライスに対応する銅リンク債を対象原資産としています。
銅リンク債の価格は、満期日の前日までは、刻々と変動する業者間銅スポット価格を基に算出されています。

回号対象原資産満期日情報
1回銅リンク債2014年6月11日詳細情報

※ロンドン・フィキシングとは「フィキシングメンバー」と呼ばれる業者が、ある一定の時間に世界中から出される売買注文を集めて行う値決めのことを言います。売り買いの数量が一致した価格でその時点で出された売買注文すべてが約定し、その価格がフィキシング価格として24時間取引される貴金属マーケットにおける価格指標の性格を持ちます。フィキシングは1日2回10:30と15:00に行われますが、金eワラントの満期受取金額はロンドン時間10:30のフィキシング(ロンドンAMフィキシング)を用いて決定されます。